既存CATIA V5ユーザーはCATIA V5 6にバージョンアップすることで、従来静的にしかデータ受け渡しができなかったV6ユーザーとのデータ交換の場面で相互編集や属性変更などが行えるようになる」(田中氏)としている田中氏が「CATIA V5ユーザーにとっては、CATIA V5およびV6ユーザーとの取引においてビジネスチャンスを広げるものになると考える」と語るように、バージョン擦り合わせの問題が解決されれば、サプライヤ Uggブーツ人気色、OEMメーカーの選定にも幅が広がることになり、CATIA V5、V6ユーザー双方にとって利益の大きいバージョンアップとなるだろうなお、CATIA V5およびV6で使用しているジオメトリカーネルについては、パートナー企業向けの外販も始めているとはいえ、CATIA V5とV6の間で全ての情報が下位互換性を持つわけではなく、下位互換を保証するのは、個別の設計図の情報に限られる。フィーチャーやジオメトリについては Uggブーツ人気色、データ構造が共通のため問題なく互換できるが、構成情報やリンク情報はCATIA V5とCATIA V6でデータ管理方法が異なるため、下位互換が難しい。ただし、設計時のナレッジをアノテーションとして示すことは可能であるため、例えば、部品メーカーとの設計変更などのやりとりは格段に楽になるとしている実際の協調設計の場面では、フィーチャー情報を双方向で編集できる利点は大きく、CATIA V6ユーザー側はV5向けに静的データに変更する必要がなくなるだけでなく Uggブーツ人気色、CATIA V5ユーザー側もV6ユーザーのデータにある設計意図の情報を得られるようになる。